品物を固定し、そこへホブ(刃物)を回転させながら近づけ、品物の上から下へ(または下から上へ)と動かして歯車の歯の部分を作る加工がホブ盤による歯切り加工です。
加工について
歯車のモジュールと圧力角によってそれぞれ適したホブを選び機械に取り付け、経験からその歯車の加工に適したホブの回転数や送りなどをプログラムに入力して加工します。同じ歯車であれば2ヶ、3ヶと重ねて同時に加工することも可能です。また、歯面に研磨がある場合には研磨代を残して加工します。
また、同じ歯切りでも、ラック、ベベルギャ、ウォームは普通のホブ盤では加工出来ない為それぞれ専用の歯切り盤で加工します。
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